東京でゲーマーが週末林業を目指す

東京のゲーマーであるたかゆーが書く雑記ブログです。週末林業を目指して日々奮闘中。

だから森林を売って欲しい

こんにちは、たかゆーです。

現在、九州の各地で洪水被害や土砂災害が出ていますね。本記事ではタイトルの通り、記憶の整理も兼ねて「森林を売って欲しい」ので執筆しました。

埼玉県の山林

埼玉県の山林

洪水は河川の氾濫によって引き起こされるのが一般的です。河川の氾濫は雨量、上流ダムの貯水量、河川の容量、森林の貯水力と(その他)の相関です。雨量は変えられないので、河川を氾濫させないためには、ダムを造る。河川の容量を増やす。森林の貯水力を増やすことが考えられます。

また、土砂災害は簡単に説明すると雪崩のようなもので、多量の雨水が土に浸透することで、すべり層が形成され上層との摩擦が弱くなり発生します。特に日本では急斜面が多く、土砂崩れが発生しやすい国といえます。

そして、「洪水の被害も、土砂崩れも森林の機能低下が原因」として取り扱われることが多いです。僕もその意見には現時点で概ね賛同していますが、ここでいう「森林の機能」とはどういったものでしょうか。

これは森林にはえている1本1本の木が持つ貯水力と、地盤強化力のことと言えます。

まず、貯水力にフォーカスを当てましょう。木は水がないと生きられないので、夏と冬で違いはあれど水を含む性質があります。一般的には根の部分が貯水すると思われがちですが、実はそうではありません。木は根はもちろん、葉や幹も貯水する機能を持っています。特に樹高が高い木では、水を高い葉まで持ち上げるのは大変なので、高いところにある葉っぱは低い場所の葉っぱより貯水力が上がります。

次に、地盤強化力ですが、これは想像にた易いかもしれません。根っこが地面を支える力のことですね。こちらも樹齢が高い木であれば、(地盤の状況にもよりますが)より深くの岩に到達することで、より強固に地盤を支えることができます。

このような森林の機能が近年失われていると問題視されています。それは何故でしょうか?この疑問からは様々な課題が浮かび上がります。例えば、1, 放置された森林(放置林)が増えていることや、2, 山の木が全て切り取られてしまうこと(皆伐(かいばつ))、3, あるいは国産木材の需要が減少していることなどです。

この記事では特に「放置された森林が増えている」にフォーカスを当てます。放置された森林といっても、天然林は自然に代謝が行なわれるので、それほど問題ではありません。問題は杉などの人工林(人の手で木が植えられた森林)です。戦後の拡大造林の中で造られた人工林は木が密に植えられているので、手入れされていないと幹が細く根が張らなかったり、日光が地面に届かないため下部植生(木の根元に生える低い草木)が育たず表土が流れやすくなっています。

密な森林

密な森林

それでは放置された原因ごとに少し掘り下げてみましょう。

・放置された人工林が増えている

   →相続ができず放置された森林

      →親が森林を所有していることを知らない。

      →知っているが相続の仕組みが分からない。

      →どこが自分の所有林なのか分からない。

   →人手が足りず放置された森林

      →少子高齢化

      →若者の都市進出

      →産業としての魅力の(相対的な)低下

      →区分所有により森林が分散しており管理コストが高すぎる

   →文化的に放置された森林

 

このような課題があることがわかります。

実はこれらの課題を直接的に解決できる方法があります。それが森林を売ることなんです。森林を売ると、所有者は固定資産税を負担しなくて済みますし、森林の不動産流通が増えると、それだけ土地の集約化が進み、管理コストが下がるので、全体での効率が上がります。

森林が欲しい人は意外と多いです。例えば、地域の林業事業体やNPO法人、もちろん個人でも探している人はいます。林業事業体やNPO法人は買取以外にも、所有権は移さずに管理だけしてくれるところもありますし、地域ごとの気候や地形に合わせたノウハウがあるので所有者の事情に合わせた提案をくれることも珍しくありません。相談だけでもする価値はあると思います。

また、個人においても、最近は自伐型林業が増えてきたり、キャンプが流行ったりした影響で山林を所有したい人は増えています。そして僕もその一人です笑

まずは近くの不動産屋や、山林専門の不動産売買サイトなどで相談してみてはいかがでしょうか。

森は美しい

ひとりで悩まず、是非相談してみましょう

参考URL

山林バンク

https://sanrinbank.jp/

山林売買.net

http://www.sanrin.net/

森林.net

https://www.shin-rin.net/deskcheck

埼玉県林業技術者研修DAY40[修了式]

こんにちは、たかゆーです。

ついにこの日が来ました。修了式を迎えます!

台風の影響で中止になったりしたので予定の40日間には1日満たない39日での修了となりました。

 

修了式では同時に就業面談会と、埼玉県職員との個別面談が行われました。

僕は修了式の後すぐに本業で打ち合わせがあったので、修了式の前に個別面談をしました。県職員の方2名との面談はとても面白いものでした。基本的には研修を通しての感想を伝えて、県としての今後の展望を聞くことになりました。他に「技術的な進歩によって林業が今後どう変わっていくのか」などの話や、レーザースキャナの話、カメラに纏わる期待の技術、ドローンによる森林管理の可能性の話など、多岐にわたり、時間が足りませんでした笑

 

修了式では研修生一人一人が短い感想を発表する機会があり、最後に先生の総括で締め括られました。流石に40日間も共に学んだ仲ということで泣いてしまうシーンがあり、感動しました…笑

 

僕はすぐにその場を後にしましたが、他の研修生の方たちは林業事業体との面談が行われ、就職の目処を立てている方もおられると聞いています。

僕の方にも1件協力させて頂けそうなお話をいただいており、今後の展開が楽しみだなといったところです。

研修全体を通しての感想はまた別記事にするとして、埼玉県林業技術者研修はこれにて修了となりました。

以上

 

埼玉県林業技術者研修DAY39[卒業試験]

こんにちは、たかゆーです。

埼玉県林業技術者研修も、研修自体は最終日を迎えました。

緊張の卒業試験です。

 

試験は筆記テストと実技テストの2種類あり、午前は筆記テスト、午後は実技テストが行われました。

 

筆記テストは満点とは行きませんでしたが、なんとかクリアしました。しかし、実技テストのチェーンソーの「ソーチェーンを張る」がクリアできず、再試験となりました。

ソーチェーンが部分的に伸びていることに気づかずに、チェーンを回して確認することを怠ってしまったためでした。制限時間も5分と決まっているので、焦ってしまいました笑

 

試験前に水平の最終確認です笑

伐倒テストの方は問題なくクリアでき、自分に残る弱点を改めて確認しつつ、卒業試験クリアとなりました。

これで、明日の修了式を迎えられることとなります。

明日は本業で忙しいため、修了証の受け取りしか行けませんが、胸を張って出席しようと思います!

 

以上

埼玉県林業技術者研修DAY37[伐木]

こんにちは、たかゆーです。

本研修もそろそろ終盤という事で、当たり前のように森に入って伐木の練習です。

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伐木時には倒れた木が思いもよらぬ方向に行かないよう、ワイヤーやロープで引いておき、保険をかけて作業します。

 

今日はヒヤリとした場面がいくつかありました。

今日の伐木では、木を山側に倒す計画で作業しました。受け口を地際に設定しましたが、山側に岩場があり、支点が変わって危険でした。

次に、伐倒木を造材する際に、岩場が支点になった片持ち材になっている事に気付かずに切っていたため、チェーンソーが2台挟まれ、3台目の玉切りを入れていた時に2台目の挟まれ箇所が突然裂けて補助者が尻餅をつく場面がありました。

 

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講師の方は「こんなの良くある」くらいの雰囲気でしたが、習う方の身としては「冗談ではないな…ワイヤーを掛けていたとはいえ、伐倒者はリスクを認知できておらず、下手したら死ぬかも」というような内容でした。

事故を減らすために抑えておくべきポイントはいくつもあります。森の状況は岩があったり株があったり枝があったりで本当に多種多様なので地面から樹上まで観察してシミュレーションする事が大切です。僕も岩場があることは認知できていましたが、支点が変わることまでは想像できていませんでした。最後は自己責任、人のせいにしても、怪我をするのは自分です。危機意識をもつことを改めて考えさせられる1日でした。

 

以上

埼玉県林業技術者研修DAY35[ついに人生初の伐木]

こんにちは、たかゆーです。

懸念していた天気も問題なく1日晴れてくれましたね!
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見事な景色と見事なフレア

ついにこの日がやって来ました。人生初の伐木です!

この日のために、今まで練習して来たと言っても過言ではありません。

人生初の伐倒木は胸高直径が約32cm、樹高が約20m(目測)の杉でした。講師の指示を聞きながら、順に追いづる切を行いました。

が!

なんと重心が予想の真逆にあったようで、追いづる側に傾き、隣の木にかかってしまいました😭

何が起こるか分からないので、めっちゃヒヤヒヤしました笑

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上方を見て枝や木の形状から重心を予測します。

傾きは小さく、つるは残っていたので高い位置にロープをかけ、チルホールで引いて改めて伐倒方向に倒しました。樹高の2倍離れるべきでしたが、しっかり退避できておらず、思いの外、近くに倒れたので驚きました。

無事倒した後は、造材(枝払い・玉切)を行い、集材場所まで(人力で)運んでひと通り終了です。

言ってしまえば一本倒しただけですが、めちゃくちゃ疲れました…何せ登山がキツい笑

なんでも本業の方は1日に100本倒すとか…?人知を超えていますね…!

終わった後は、ロープワークについて教えて頂き、少し縄捌きの練習をしました。

地味に難しいです笑

 

来週も森林で伐木練習になる予定なので、出来るだけ見学したいと思います。

以上

埼玉県林業技術者研修DAY34

こんにちは、たかゆーです。

 

という事で、紅葉もぼちぼち落葉し始め、冬の様相を呈してきました。研修は最終段階を迎え、森林の中での伐木になりました。

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今日はチェーンソーを握る事はなかったですが、他の研修生が伐木するのを観ながらDAY30でベテランの方に教わった事を復習しました。

埼玉県林業技術者研修DAY30 - 週末林業を目指す

伐倒しているとやはり、かかり木が発生します。それをいかに安全に、素早く倒すのかが重要なのかなと思いました。胸高直径20cmの小径木でも、20mあれば100kgにもなるそうです(根拠なし。後で計算しなおします。)。そんな木がムチのようにしなって倒れるわけですから、激突して無事でいられるはずがありません。

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こんな定番?のかかり木でも舐めては行けません。フェリングレバーやスローライン、チルホールを適切に利用して安全に倒す必要がありますね。

話が逸れますが、痛ましい災害が起こったばかりです。(この記事の本題は災害についてではありません)

基本を徹底して安全作業を心がけたいものですね。

以上

埼玉県林業技術者研修DAY32

こんにちは、たかゆーです。

今朝の東京はすごい雨でしたね☔️

研修先の埼玉県寄居町もあいにくの雨模様で、練習用の環境とはいえ、初心者には十分過酷な練習でした笑

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今日から山での伐木練習の予定でしたが、雨の中いきなり山はリスクが大きいため、次回に持ち越して今までと同じ環境と内容で雨天練習といった内容でした。

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やはり、できるだけリスクを避ける運用が根付いているというか、その判断基準も参考になると思った次第です。

今日は早めに終わったので、少し余裕を持ってメンテナンスができました。研修で使うソーチェーンはメンバーで代わる代わる目立てをするのですが、なかなかいい感じになりません笑(木端が粉になってしまいます😭)

なにかコツがあると思うんですが、こればかりは数をこなしていくしかないですね…!

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帰りの電車でTwitterに貼り付いていたら、#ひきいた なるタグを発見…!

なにやらフローリングに注目が集まってある模様です笑

以上